●風船爆弾

その名の通り、「風船」を上空の気流に乗せて飛ばし、
アメリカ本土への直接攻撃を行うことを目的とした日本軍の兵器。

194411月から19453月までの間…約9300発が放たれた

「ピクニックに来た一家を死傷」させたのが唯一の戦果という…
ビミョーなもの…


ところがである!

風船爆弾に生物兵器がついてきてしまうことを恐れたアメリカ陸軍は、
着地した不発弾を調査する際に、防毒マスクと防護服を着用。

調査に動員された細菌学者は4000名におよぶという。

実際に日本軍でも「風船爆弾にウィルス的なものつけようぜ」な予定だったけど、
「生物兵器はヤバいだろ」的な意見が出てダメになったそうな

さらにアメリカ政府は厳重な報道管制を敷き、
風船爆弾による被害を隠蔽。

爆弾の事故の一報を受けた電話交換手は「誰にも言うんじゃねぇぞ?」と軍から口止め。

これはアメリカ側の戦意維持のためと、
日本側が戦果を確認できないようにするためであった。

また、「日本兵が風船でアメリカに潜入するかも!?
という不安が終戦まで消えなかったという。

しかも、「あいつらどんな研究してんだよ!?」ってな感じに、
終戦後すぐ研究者を日本に派遣し、風船爆弾開発に関わった研究者の調査を行った。

つまり、実際の戦果は微妙だけど…
心理的効果はそれなりにあった…ということだね…結構ビビってたっぽいし

ちなみに、風船の素材は和紙とコンニャクだよ

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この他の風船(気球)を使った作戦に「アウトワード作戦」というのがある。

これは第二次大戦中のイギリスによる「ドイツとその占領地域」を
攻撃する気球攻撃作戦…こちらの戦果はそれなりにあったらしい。


風船
アメリカ「ギャァァァァ!?風船爆弾ダーッ!」