『フランケンシュタイン』 訳者「小林章夫」 
2010年10月20日初版発行 
発行所「株式会社 光文社」を参考にしています。



・イギリス「今回は小説『フランケンシュタイン』の内容を簡単に説明するぜ、ネタバレ注意!」
・メアリー・シェリー「何年も前の小説じゃないですか……ネタバレぐらい別に…。」


物語は、北極探検隊の隊長「ロバート・ウォルトン」が姉「マーガレット」に向けて書いた手紙の内容から始まる…

17××年12月11日 サンクトペテルブルク(ロシア)にて

「姉さん。僕には偉大な計画を成し遂げる資格が、十分にあるのではないでしょうか?僕は富の誘惑に負けず、栄光を求めたのです…。」
…こんな感じで、ウォルトンの「探検への期待と不安」が入り混じった内容が続く。

8月5日

ウォルトンたちの船は、氷によって動けなくなっていたのだが…。
ソリを付けた背の低い乗り物が、犬に引かれながら
北に進んでいるのが見えた。
そして、ソリに乗っていた巨人のように見える生物が、遠くの氷の中に姿を消した…。
その後、船は動けるようになり、朝を迎えたのだが…。
1人の男が漂着していたのである。
彼の名は「ヴィクター・フランケンシュタイン」 
話しをしていくうちに、ウォルトンと親しくなった彼は、自分の身の上話を始めた…。

「フランケンシュタインの回想」

彼はスイスの名家出身であり、エリザベスという婚約者がいた。
やがてヴィクターは、「自然科学」に興味をもつように…そして、「生命の構造」の研究を続けた彼は…。
「生命の通わぬ物質に、命を通わすことに成功」したのである!
彼は死体や骨などで人体を作った…。
ちなみに、映画などでは「雷を利用した電流で蘇らせた」のですが、原作では、雷は使っていないんですね。

さて、生命を蘇らすことに成功したヴィクターだったが…「それ」の顔の怪物のような醜さに嫌悪感と恐怖心を抱き、逃げ出してしまう。
これも映画だと実験の成功に喜ぶけど、
原作は逃げちゃうんですね。
そんなこんなでヴィクターは、その「怪物」を残したまま逃走。
友人の「ヘンリー」と出会ったりして、
気持ちが落ち着いていった。
だが、父親からの手紙で、自分の弟「ウィリアム」が何者かに殺された事を知る…。
「これはあの怪物の仕業だ!」そう思ったヴィクターは、不安と怒りが入れ混じった…。
さらに、使用人のジャスティン(ジュスティーヌ)がウィリアム殺害の容疑で死刑になってしまう!

絶望したヴィクターは、山に登った。 
そしてそこで、あの怪物と出会う!ヴィクターは怒りにまかせ、
罵声を浴びせた。
・ヴィクター・フランケンシュタイン「この悪魔め!」
・怪物「まあ、落ち着けって。」

そう!この怪物は映画とかの影響で喋らないイメージだけど、
原作は喋るんですね!
そんでもって、怪物は自分の身の上を語り始めた。

「ウォルトンの手紙の中の、ヴィクターの回想の中の、怪物の回想」

怪物は森をさまよい、人間を観察していくうちに、言葉を覚えた。
初めは人間に好かれようとしたが、自分の姿を見た人間が恐怖し、攻撃してきたことで…彼らに怒りを覚えたのである。
さらに、自分がどのように生まれたかを知り、創造主を憎んだ。
そんなこんなで、ヴィクターの弟「ウィリアム」と出会うのだが、思わず殺してしまう。
さらにウィリアムの持ち物を使用人の「ジャスティン」のポケットに入れ、彼女に罪を着せた。

「怪物の回想終了」

話し終えた怪物は「孤独で寂しいから伴侶作れや」と頼む。
壮絶な話し合いの結果 ヴィクターは伴侶を作ることを約束した。
「ちょい待ち…伴侶作ってアイツに子供が出来たら、怪物の一族が出来ちゃうじゃん」そう思ったヴィクターは、作るのをやめる。
これに怒った怪物!
壮絶な話し合いの末…恨みの言葉を残し、怪物は立ち去った。
そして、次は友人のヘンリーが犠牲に!
さらに、結婚したエリザベスも殺害されたのだ!
愛するものを奪われたヴィクターは怪物への復讐を誓う!
そんなわけで、怪物を追って北極海まで来たが、行く手を阻まれ、
ウォルトンの船に拾われたのだ…。

【ヴィクターの回想終了】

さて…ウォルトンたちの船が氷河で進めなくなり、ヴィクターが衰弱。
最後に彼はウォルトンに「怪物をぶち殺す」ように伝え、亡くなった。
その後、ウォルトンは船員の安全を考慮して、
北極点到達を諦めて、帰路に…。
そこへ、あの怪物が現れたのである!
怪物は「私は孤独で苦しんでたの!」、「あとは自分が消えれば全て終わる…」的な事をウォルトンに話し…姿を消したのである。


・イギリス「もっと詳しく知りたい奴は原作の本を読めェ!どいつもこいつもネットに頼りやがって…!ネットは自由に書き込めるが、間違い・嘘も多いんだぞ…!?」
・メアリー「そうですね…ところで、私の夫のパーシー・シェリーの話はしましたっけ?」
・イギリス「パーシー?ちょっと待ってネットで調べる。」
・メアリー「こいつ…ッ。」